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付箋不足

今日も中3は全員、
自主勉に来てそれぞの勉強を進めています。
そこに今日は
中1のAも加わって勉強しています。

中1のAはもう春休みの課題が渡っているので
どんどんそのテキストを進めるように指示しています。
解答、解説は我々が預かり、
我々が採点するのです。

私Mは数学の採点。
私は数学は計算間違いも立派な間違いだと思うので、
しっかり自分の間違いを認識してもらうために
間違えた問題一問一問に
全て付箋をつけて返します。

塾生が提出した宿題は
基本的には全部付箋を付けて返し、
間違いが直った段階で付箋をとっていき、
付箋がなくなって宿題終了!
・・・という流れ。

中1の塾生Aがやってきました。

「途中までできたので採点お願いします!」(m´・ω・`)m

おお、頑張ってるか。
塾生Aは数学が好きだし、得意科目です。
よしよし、採点しますかっと。









・・・・
・・・・
・・・・
付箋が足りない・・・(=_=)

そんな様子はこちら
付箋不足_d0317056_17271667.jpg


中を見れば、
「あぁ、ケアレスでしょ。」
な~んて簡単に片付けてしまいそうです。
今までの生徒たちにも
「あぁ、これはケレスミスだから、しょうがない!
ホントは出来る!」
みたいな塾生がいました。

でも
そんな簡単な話ではありません。
間違いは間違い。

単純な計算間違いも
単位の付け忘れも
わからなくて間違えたのも

テストではぜ~んぶ同じ『間違い』になるんです。

『間違い』を恐れる必要はありませんが
平気にはなってはいけません。
Aとしては
「二回目で付箋がなくなっていけば、いいんじゃ。」
という思いもあるようですが、
出来るところはしっかり当てていく。
それが結局何より大事です。

わからない問題を当てるのは無理です。
そんなことを求めていません。


「出来るところを当てる・・・
これアタリマエ。
アタリマエのことができるのは
当たり前じゃ・・・」


と思う方がいるかもしれません。
でも、そんなでもないんです。
実際、テストで
「ホントはできたのに!」
みたいなことを
ほとんどの子供が言います。


「間違える・・・ということは
本当はわかってないんじゃ・・・」


そんな風に思う方もいるかと思います。
これは私Mも賛成するところもあります。
ですが、たとえば
20+30=60
みたいな間違いをするときの話です。



「出来るところを当てる」

・・・当たり前にできるような気がしますが、
そんなモンじゃないんです。
テストで急にできる技ではありません。
がっつり言って指導しています。
ただ、指導だけで完全にこの間違いがなくなることは
無理です。
本人の『間違えないぞ』という『意思』が
必要です。

中3達には何度も言ってきましたからね。
来年の中1~中3にも
何度も言うことになると思います。


上の写真は
MOU先生が写真をとってきてくれたんですけど、 
ついでにとってきてくれた写真がこちら。

付箋不足_d0317056_17374356.jpg


MOU先生:
「よくわからないけど、書いてあったから!」

和むわ~(´・ω・`)
by moujuku | 2014-03-08 18:24 | MOU塾 | Comments(0)


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